い き る  life


 このWebに詩を寄せてくれたMisaさんは中学2年生の女の子です。小学校の時からいじめが続いています。それでも自分の夢を実現するために、頑張って授業を受けています。教室に入れなくなってしまった友だちと教室のパイプ役にもなろうとしています。
でもあまりにも苦しい時は保健室や職員室や相談室を訪ねるそうです。
 Misaさんの作品を詩集にしてみました。
愛する人へ           あなたの存在        結ばれなかった恋   無題  

あなたは幸せですか       本心              いきる

君の笑顔が見たいから     気づいてほしかった     ありがとう  

君のことをわかってくれるのは

Misaさんあてにメールをくださった方の詩の紹介

 

 

 

 

 

愛する人へ

 あの人が好きと思っているのに・・

 行き違うのは何故だろう?

 好きだから貴方の傍に居る 好きだから胸が熱い 

 それは分かっている けど、

 「好き」と言う言葉が時々分からなくなる

 そういう時は思いっきり抱いて欲しい

 一生離さないで欲しい そう思うのに・・・

 その思いは伝わらない 勉強で疲れた私を癒して欲しい 

 学校で苦しい思いをしたら慰めて欲しい・・

 そう思うのに・・・ そう思うのに・・・ 

 愛する人へ 私は貴方の事 すっごく大好きだよ

 貴方はどう思っているの?

 

 

 

 

 

貴方の存在

 私にとって貴方の存在は大きいです。

 楽しい時は思いっきり楽しめるし、悲しい時は傍にいてくれる

 そんな貴方に大きな感謝状を送りたい

 後もう少しで 貴方とお別れかもしれない・・・

 それまでに思い出を下さい

 「貴方」と言う大切な友達との思い出

 私は泣き虫で弱い人間だよ

 だから貴方と言う存在が大きく感じる

 だから貴方との時間を大切にしたいと思う

 泣き虫だから 辛い事ありすぎて泣く事が多いと思う

 だから傍にいてね 本当に有り難う

 

 

 

 

 

結ばれなかった恋

 どうして君は 僕が話しかけても答えてくれないんだ?

 国のちがいで こんなに こんなにちがうのか?

 ぼくは君がすきなのに

 友だちとしても見てくれない君

 どうしたらいいんだろう?

 だれも助けてくれない

 なんだか胸のあたりが 苦しくて 苦しくて たまらない

 胸の奥が くさりで しめつけられてる

 ぼくは こんな苦しい恋なんか したくなかったのに

 どうして こんな差別があるんだ?

 

 

 

 

 

無  題

 君の声が聞きたいのに

 君の顔が見たいのに

 きけない僕  みれない僕

 学校に行っても君はそこにいない

 僕はどしたらいいんだろう?

 

 

 

 

 

あなたはしあわせですか?

 あなたはしあわせですか?

 なぜなら かなしいことばかりで

 私はしあわせではありません。

 だけど鞆だちがいるから

 がんばっています。

 けれど、かなしいことに

 おしつぶされそうになります。

 もう しにたいと思ったときが

 何回もあります。

 授業にでたくないと思ったときも

 すごくあります。

 今、だんだんと「いじめ」が

 エスカレートしていき、

 私の心はたえられなくなっています。

 どうしたらいいでしょう。

 

 

 

 

 

本心   

 本当は死にたい

 死んでらくになりたい

 だけどそれでいいわけじゃない

 こんな思いをするなら死んだほうがまし

 学校行かないほうがまし

 だけどそんなことして

 らくになるわけじゃない

 ダメになるだけ

 だれか私をたすけてください

 

 

 

 

 

いきる

 「いきる」ってなんだろう?

 私たちは そのことをさがして

 いきているんだと思う

 人はいきるという意味を勝手に

 作ってしまい、本当の意味を

 心の奥底で探していきているんだと思う

 結局「いきる」とは

 何かわからないんだ

 誰のためなのかも

 わからないんだ

 それがわかるのはいつだろう?

 

 

 

 

 

きみの笑顔が見たいから

 さわやかな風がふいているよ

 だけどきみは悲しい顔をしているね

 だけどぼくはきみにわけを聞く勇気がない

 だけどきみの悲しい顔は見たくない

 だからぼくは勇気をだしてきみを助けるよ

 きみの笑顔が見たいから

 

 

 

 

 

気づいてほしかった      

  君は覚えているかな?

  あの時のこと

  僕は覚えているよ 

  とても残酷だったから 

  君は僕の気持ちを知ろうとせず 

  とてもいやなことを次々としたね 

  その時言いたかった

  「人の心は傷つきやすい」と 

   今の君はどうなのかな 

 

 

 

 

 

ありがとう

 僕がいじめられて

 君が「やめろよ」と止めてくれたね

 そのあと周りのみんなが

 「そうだ、やめてやれよ」

 と声をあげて助けてくれた

 僕はうれしかったよ

 君の一言で

 みんなが助けてくれたから

 僕は知らなかった

 みんなが仲間だったこと

 だけど君がかえてくれた

 僕は伝えたい

 みんなに、そして君に

 「ありがとう」という気持ちを

 手紙にこめて

 

 

 

 

 

 きみのことを分かってくれるのは

 誰もいないと思ってないかい

 だけど太陽は分かってるんだよ

 きみのつらさを

 星は応援しているんだよ

 きみが頑張ろうとしているのを

 月はやさしく見守っているんだよ

 きみが仲間を探しているのを

 きみのつらさが分かるのは

 空たちばかりじゃない

 自然たちだって

 「頑張って」って聞こえないけど

 応援しているんだよ

 そして世界中のどこかで

 きみのつらさを分かる人が

 きっといるはずだよ

Misa

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