高断熱・高気密住宅と電化住宅組み合わせ
山栄建設が中電で勉強会
新時代の住宅として全国的に注目されている「高断熱・高気密住宅」の分野にも事業展
開を進めている本山町の山栄建設(株)(山本敏史社長)は、このほど中国電力子会社
(株)中電アクセス福山、府中営業所の社員を対象とした初の勉強会を開いた。
同社は昨年あたりから、断熱材で家をすっぽり包み込んでしまうFB工法による高断熱・
高気密住宅の建築に乗り出しており、これと電気暖房などを組み合わせることで、いっそう
クリーンな住まいが実現できることから、電化住宅普及を進める中電アクセスと、お互いの
利点を理解してユーザーにより快適な住宅を提案していこうということになったもの。
勉強会では、同社山本秀明建築部長がビデオなどを使いながら、土壁に比べ30倍の
断熱性能があり、真冬でも家中の暖房がストーブ一台で済むなど住宅の特徴と、電化
住宅との接点などについて講演した。