電化住宅の展示会に5700人が訪れる
   会場で建築を実演 高気密をアピール
   地元メーカーなど 合わせて19社出展
中国電力広島支店が県東部初の開催

 電気温水器や電気調理器などの電化製品を使用した住宅を普及しようと、中国電力(株)広島支店(広島市
田中博支店長)は1月16日から4日間、福山市新涯町の県立福山産業会館で電化住宅の展示会を開いた。
県東部では初めて。会場には給湯器や調理器などの展示コーナーを設け、住宅建築の実演もあった。期間中
は家族連れや女性同士のグループなど延べ約5707人が訪れた。

 電化住宅は、高気密・高断熱構造にすることで、一台のエアコンで全館が冷暖房できる。また、電化製品だと
火を使わないため、煙などが出ず換気回数が減らせるうえ、高齢者などにも安全という。

 展示会には、高気密・高断熱住宅の展開を進める住宅メーカー9社と住設機器メーカー10社が参加。

 府中市の山栄建設(株)は、長野県の住宅メーカーが開発した「フレッシュ・ベーシック(FB)」工法を採用。
場内に実物の住宅を建設し、電化住宅をアピールした。

(中略)
 
 現在、新築着工数からみた広島市での電化住宅の普及率は約10%で、県東部はそれよりも低いという。


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