1997年 | 審査員特別賞 |
■作品名/江種 幹晴 邸 新築工事 ■設計/山栄建設一級建築士事務所 ■施工/山栄建設株式会社 ■竣工日/平成8年9月25日 | |
「地球にやさしい省エネ電化住宅」 外断熱FB工法(気密ランクC)は床下に蓄熱式暖房機 "ちくだん"を設置し、床下、壁体内、天井内を暖め家そのも のをふく射暖房機とする ユニークな工法です。 今回は更にソーラーエネルギー(熱)により、お湯を作り、給湯のみならず暖房にも利用 しようというシステム を設置しました。 名付けて"FBソーラー"。 基本となるFB工法は「断熱」「気密」「換気」「空調」の4つの ベーシックを大切にし、熱交換換気扇にて、1年 中、床下、壁体内まで換気するというま さに、"呼吸する住宅"であります。 今回のソーラーシステムは、太陽熱で熱くなった不凍液を床下のパネルヒーターで放熱さ せた後、給湯タンクに 入りお湯をつくるもので、ベースとなる暖房"ちくだん"は4.5kw1台 で、一日じゅう安定した温度環境をつくりま した。 家じゅうが(トイレ、押入れまでが)床暖房の暖かさは実に快適で、からだにもやさしい家 だと言えます。 |