ヒゲのWEB劇場 第13話 2003年 1月15日放送予定 なかさん 「いい家」ってなんだろう ”白い壁の家”とか”床暖房のある家”だとか ついデザインや設備機器を先に思い浮かべてしまうけど もっと他に 大切にしなければならないものがあるんですよね。 こだわりの家造り勉強会を主催した山栄建設ヒゲ社長と 受講生の木曽浩二、紀結花が繰り広げるWEB劇場! はたしてどんなドラマになりますやら ヒゲのWEB劇場 えみりん こんにちわぁ お邪魔します なかさん いらっしゃい お待ちしてました。 さあ どうぞお入りください。 あーくん おじゃましま〜す。 //////////////////////////////////////////////////////////////// ヒゲ では 今週は都市の台所の移り変わりを見ていきましょう 都会では戦前から ガスかまどやガスコンロがあり 台所の改善が 進んでいましたが 戦争により一変します。 きのゆか 空襲によって 焼けだされたのね ヒゲ はい そうです ガスや水道もなくなり 薪や練炭を燃料にして かまどや七輪で外での 煮炊きを余儀なくされました。しかし、戦後数年たつと、住宅設備とともに 外の炊事場は家の中に戻り、ジントギ、木製の流し、食器戸棚を設け 家事がしやすいように改善されていきました。 外の炊事場が再び家の中に入ってきたのですね。 きそこうじ 戦時中も終戦直後も 今と違って満足な食事もできなかったそうですね。 イモのおかゆとかでも 食べれたら良い方だって きのゆか うちの おばあちゃんなんか 回転寿司に一緒に食べに行ったら こんなご馳走 祭りか正月でしか食べれなかったって 大きな声で言う もんだから恥ずかしいったら ありゃしない ヒゲ 誰が作ったか こんな句があります。 ひもじさと 寒さと恋をくらぶれば 恥ずかしながら ひもじさが先 きのゆか おかゆって 食べてもすぐにおなかが空くんでしょ きそこうじ おかゆで なぞかけします おかゆとかけて 僕の脳みそと説きます ヒゲ おかゆとかけて 僕の脳みそと説く そのこころは きそこうじ いっぱい詰めても すぐ 空になります きのゆか ははは ヒゲ では 先週に続いて「お」「か」「ゆ」を使って 折込川柳を考えてください できた人 はい きそこうじ君 きそこうじ 「お」お隣に 「か」借りて今夜も 「ゆ」湯に入る ヒゲ そうですね 昔は今と違って どこの家庭にもお風呂がなかったですね。 お風呂もトイレも家より外にあったのですが これは湿気に対する 先人の知恵でしょうか きのゆか できました 「お」おはようと 「か」かっぽうぎ立つ 「ゆ」湯気の中 ヒゲ トントントンって包丁のリズムが聞こえてきそうですね 次 できた人 きそこうじ はい 「お」おつかいを 「か」駆けっこでいく 「ゆ」夕明かり ヒゲ しっかりお駄賃握り締めて 兄弟で 買い物カゴ持って 走ったのでしょうか 次 できたひと はい きのゆか 「お」お風呂でて 「か」蚊帳(かや)を吊るまで 「ゆ」夕涼み きそこうじ へぇ 蚊帳(かや)って知ってるんだ きのゆか ははは 知らないけど 欲しいと思う なんとなく 癒しのアイテム ヒゲ はい ありがとうございました こうして 外から再び家の中に入ってきた台所ですが このあと ステンレスそしてシステムキッチンへと変わって 行きます。来週はそのあたりのお話をしたいとおもいます では また来週 もどる