FB工法と在来工法のカビ指数計測結果

カビ指数計測についてのお問合せは
環境生物学研究所

調査開始 2002年8月10日
調査終了日
 2日:8月12日
 7日:8月17日
28日:9月7日   
カビ指数について
報告書には、各調査個所3個のカビ指数(3種類のカビそれぞれをセンサー菌とし て測定した値)が記載してあります。
センサー菌が発芽していない場合に○○未満と いう表示になります。
カビセンサーを設置した期間が長いほど低いカビ指数値が測定 できます。
センサー菌の胞子発芽が認められなかった場合、設置期間が2日間では25 未満、7日間では7未満、28日間では1.8未満です。 
FB工法では センサー菌の胞子発芽が認められないという測定結果がでました。 


写真について 
以下の順に並んでいます
名前性質25℃の定常環境において
アスペルギルス好乾性カビ相対湿度72%以下で高い値を示す
ユーロチウム好乾性カビ相対湿度73〜95%で高い値を示す
アルタナリア好湿性カビ相対湿度96%以上で高い値を示す

FB工法在来工法

カビセンサー
No,
調査個所
実験条件
カビ指数カビ写真
設置個所 写真
981 FB 
床下 
2日
アスペルギルス
25未満
ユーロチュウム
25未満
アルタナリア
25未満
最高値
25未満
982 FB 
床下 
7日
アスペルギルス
7未満
ユーロチュウム
7未満
アルタナリア
7未満
最高値
7未満
983 FB 
一階 
北側室
北側壁 
床上10cm
28日
アスペルギルス
1.8未満
ユーロチュウム
1.8未満
アルタナリア
1.8未満
最高値
1.8未満
984 FB 
南側 
壁の中
28日
アスペルギルス
1.8未満
ユーロチュウム
1.8未満
アルタナリア
1.8未満
最高値
1.8未満
985 FB 
物入れ
奥の隅
28日
アスペルギルス
1.8未満
ユーロチュウム
1.8未満
アルタナリア
1.8未満
最高値
1.8未満
986 FB 
天井裏
7日
アスペルギルス
7未満
ユーロチュウム
7未満
アルタナリア
7未満
最高値
7未満
 
FB工法 在来工法

       
987 在来 
床下
2日
アスペルギルス
31
ユーロチュウム
61
アルタナリア
25未満
最高値
61
988 在来 
床下
7日
アスペルギルス
52
ユーロチュウム
70
アルタナリア
7未満
最高値
70

989 在来 
一階 
北側室
北側壁 
床上10cm
28日
アスペルギルス
3.0
ユーロチュウム
1.8未満
アルタナリア
1.8未満
最高値
3.0
910 在来 
物入れ
奥の隅
28日
アスペルギルス
1.8未満
ユーロチュウム
1.8未満
アルタナリア
1.8未満
最高値
1.8未満




2002年
8月10日〜
9月 7日
(28日)
平均温度(℃)平均湿度(%) 個別のグラフはこちらで
ご覧いただけます
FB 室内26.454.6グラフ
FB 床下25.459.0グラフ
在来 床下25.490.1グラフ
外気27.568.3グラフ


外気は以下のデータを使用しています。
気象データ名 : 地上気象観測原簿データ 期日 : 2002 年 08月 10 日〜9月7日 
地域 : 広島県 地点 : 福山 


今回の調査物件は こちらでごらんいただけます 青色をクリックするとリンクします。
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今回カビ指数を調査した建物は 同一敷地内に建つFB工法と在来工法です
在来工法の家にFB工法を増築しました。
在来工法の基礎には 床下換気扇が設置されています。
所在地:広島県府中市
テレビ取材  リンク先で⇒をクリックすると次の画面に変わります。
4ページ目の一番右の建物でFB工法のカビ指数を 
真中の茶色い屋根の建物で在来工法のカビ指数を測定しました。
電化住宅コンテスト入賞作品集


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