断熱怪獣 グラスウーラー 特徴:断熱惑星からやって来た。 ガラス原料を高温度で溶かし、細かい繊維にし、加熱炉で圧力を加えられて誕生した。 火に強く燃えない 有毒ガスの発生はない。吸音性、防音性に優れる。 柔らかく、柔軟性・弾力性があり、簡単に切れる。 日本では石油ショック以降急激に増えた。 武器:ガラス繊維の間の動かない空気で断熱をする。 一立方メートル辺り一万本飛散するガラス繊維の微細なトゲが長時間 空中を漂い人の肌に刺さったり、体内に侵入する。 湿気を吸いこみ カビを繁殖させたり、柱を腐らせる。 弱点:湿気に非常に弱い、湿気が抜けにくい。 壁に中にどのように入るかによって断熱性能が大きく左右される。 HP(強さ) 10K:熱伝導率0.045 熱伝導抵抗22.2 密度10±1 16K:熱伝導率0.039 熱伝導抵抗25.6 密度16±2 24K:熱伝導率0.034 熱伝導抵抗29.4 密度24±2 32K:熱伝導率0.032 熱伝導抵抗31.3 密度32±4
フィールド:日本中至る所の建物の壁の中、天井裏などに生息する 輸入住宅にも多く生息する 外国の住宅に多く使用されているのは 日本の気候と湿度が違うからです。 建物を解体したとき このグラスウーラーがカビで真っ黒になっているのを よく見ます。 グラスウーラーが水を吸うと 断熱性能が落ちます。 断熱性能が落ちた場所でまた結露水を吸い込み 断熱性能を落とすという 行為を繰り返します。 最後には壁の中で自立できなくなり ずり落ちます。 このとき、柱や土台を腐らせる怖い怪獣です。 ところで、壁の中で自立できなくなったグラスウーラーが 音をたてながらずり落ちていきます。どんな音がするでしょう。 こたえ ジリッ ジリッ (自立 自立)