床下環境について


戦後の短命な住宅を造った原因は「床下環境」にあると思います

世界最高の技術力を持つ日本の建築が、たった25〜30年しか持たない家を造っています

昔の家は 束石の上に束を建て、床下の換気を行っていたため 常に床下が乾燥して
いました。これが家が長持ちする理由だったのです。

関東大震災の教訓ということで いままでの束石の上に束を建てる工法は禁止され か
わりにコンクリートの基礎になりました。

床下の通風をとるための 換気口は開いていますが 充分な換気がなされていないため 
土台や柱が湿気て腐りシロアリの巣になってしまいます。

(最近では 換気口を設けない基礎パッキン工法が流行っていますが 外壁側の水切り
部分から 理想的な通風が行われるのかどうか 不安があります)

このような湿気やシロアリの被害を防ぐために 防腐剤や防蟻剤を塗らなくてはなりません。

柱や床下が湿気てしまい シロアリの被害や腐朽菌の被害を受けるのがわかっているから
初めからシロアリ駆除剤を柱に塗って待っている今の住宅には 大きな疑問を感じます。

(防蟻剤を 柱に塗っていることを売り物にしているメーカーもありますが 感性を疑います)


長持ちする家は 床下と壁の中が常に乾燥していること。

山栄建設の家 FB工法の基礎には換気口がありません。完全に外部と遮断しています。
1時間に150m3もの新鮮な空気を床下に入れて 壁の中を通り室内に取り入れ押し入れ
やトイレ、浴室、クローゼットなどから吸い込み 排出しています。



山栄建設の家 FB工法における 広島大学工学部による 温度、湿度のグラフ(で地下室
の温度・湿度ををご覧ください

さわやかな暮らし心地

山栄建設の家 FB工法の特色として 床下に1時間に150m3もの新鮮な空気を送っています
床下、壁の中の構造材は 常に新鮮な空気に触れているので 構造材の含水率が上昇する
ことを抑えています

当然 防腐剤や防蟻剤は使用していません。

虫を寄せ付けない有毒な物質に囲まれた住宅を「健康住宅」とうたっても良いのでしょうか。


2001年9月25日号の日本住宅新聞「主張」に「シロアリは皮膚が薄く弱いため、光と風に弱い。
通気をよくすることで大部分は防げるが、家全体を通気することは難しい」と書いてあります。

山栄建設の家 FB工法なら 防蟻剤を使わず 家全体の床下さらに壁の中の通気を常に行って
いる理想的な家と言えると思います。


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