ヒゲの平成徒然草 1999年 11月 22日号【第 69号】発行部数 ?
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□■□■ 用語解説
□■□■ 「住宅行政の動きを整理する」
その1
近年急激な動きをみせる住宅行政。
様々な法律や基準が短期間の間に公示・公告されました。
そこで、住宅行政の動きをテーマ・時系列ごとに整理してみたいと思います。
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先ず 概要を説明する前に聞きなれない用語が出てきますから
それらの用語の解説から行いたいと思います
できましたらこれを印刷して次回からの説明の参照にお使いください
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1 建築基準法改正
住まいの安全を守るための基準。
阪神大震災を契機に見直しが行われ、平成10年6月に改正され
ました。
安全基準の底上げと規制緩和による市場開放が目的です
2 住宅品質確保促進法
欠陥住宅による被害から消費者を守るために設けられた法律。
平成11年6月に公布された「瑕疵保証制度」「性能表示制度」
「紛争処理体制」の3つの項目からなります。
2−1
「瑕疵保証制度」
新築住宅の基本構造部分に生じる瑕疵(欠陥)について10年間
の保証義務を課す制度
2−2
「性能表示制度」
住宅の性能(構造力、省エネ性など)を相互比較するため、共通
の基準をもとに”性能評定書”を有償で発行してもらう任意制度
2−3
「紛争処理体制」
性能表示制度を利用した住宅のトラブルがおきた場合に紛争処理
機間が裁判外で、斡旋・調停・仲裁を行い、紛争処理の迅速化と
消費者の負担を軽減する制度。
3 住宅完成保証制度
住宅の建築工事中に、工事を請け負った会社の倒産等による住宅
の完成引渡しができなくなった場合に、保証機間がその会社に代
わって住宅を完成させ、引き渡す仕組み。
4 健康住宅ガイドライン
シックハウス病など化学物質による室内空気汚染を低減する住宅
づくりの指針として、建設省をはじめとした省庁、業界団体、学者な
どで構成されるグループで作成
平成10年4月に公表
5 次世代省エネ基準
住宅・建築分野における省エネルギー対策のために定められた基準。
平成11年3月に公示
6 産業廃棄物処理法改正(マニュフェスト制度)
産業廃棄物の不法投棄を防止するために、事業者は廃棄物の収
集、運搬処分の流れを”産業廃棄物管理票”=マニュフェストで確
認し、自治体に報告する義務をもたせた制度
平成10年12月から施行
7 建設廃棄物リサイクル法
建設廃材の排出量削減とリサイクルの促進のために検討中の法律。
リサイクル目的に応じた解体時の分別が検討される等、実施に伴う
影響(コスト、負担先の明確化等)が大きい
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ところで、産業廃棄物を山中に無断で捨ててるのに
最も適した季節はいつでしょう
答えはこのメールの最後にあります
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こたえ
冬
不法投棄するには冬季(とうき)でしょう ^^;
よい子は決してまねしないで下さい
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