ヒゲの平成徒然草 2000年 6月  28日号【第 161号】発行部数 ?
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□■□■     きもち良い話
  □■□■  昔はのんびり、乾燥に時間をかけました
□■□■    家の「骨」の本 中国木材資料より
   
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家屋の寿命を延ばす!

木造住宅は地震に強いことを知っていますか?
また木造住宅はうまく建てれば50年でも100年でも寿命があることを知って
ますか?
そのヒミツは家の「骨」にあります

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▲昔はのんびり、乾燥に時間をかけました▲

昔は時間にゆとりもあったので、まず木材は何年も寝かせて、乾燥させたものを
使うことが常識でした。

腕の良い大工さんはそうした自然乾燥材を一本一本吟味し、さらに乾燥減りも計
算に入れながらゆっくりと家を建てていきました。そして構造体ができあがってか
らも、さらに何ケ月かそのままにして、完全に乾燥させてから内装にとりかかった
ものです。

しっかり乾燥させることが、昔の大工さんの知恵だったのですね。

こうして乾燥させた木材は、現代の数値で表現すると含水率18〜15%程度に
なっていたものと思われます。

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先日、中国電力発柳井電所へマイクロガスタービンの視察に行きました
せっかくだからと室町時代から油で栄えた瀬戸内の小京都。白壁の蔵が建ち
並び石畳の町並みで風に柳がそよぐ柳井の街並みを散策しました。

木材を充分に乾燥させ、適材を適所に使うと100年でも200年でも持つ
家を造ることができるのですね

蔵の造り方は柱の外を土壁で囲う外断熱です。
柱が常に空気に触れているから湿気ないで今日まで持っています
3A建設の家FB工法と同じしくみです。

昔の人の知恵は素晴らしいですね

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クイズです

柳井にある重要文化財「国森家」は約250年前の白壁の塗り家造りで、
外観は妻入り入母屋造りの建物です。
ここで見られる街路と家を区切る「しとみ戸」(昔の雨戸)のことを何と
呼ぶでしょう

@しゃちょう Aぶちょう Bかちょう Cかかりちょう



答えはこのメールの最後にあります

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本文P134には福島県でFB工法の家を建てられた長久さんのお宅が
紹介されています

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こたえ

Aぶちょう です

平安時代の寝殿造りの建具に端を発するといわれています


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