ヒゲの平成徒然草 2000年 8月   11日号【第 178号】発行部数 ?
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□■□■    新聞拾い読み
  □■□■  妖怪たちが泣いている。
□■□■  中国新聞 8月10日「公共広告機構」広告
  
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▲ふるさとの自然を、ずっと大切に▲

そのむかし、ふるさとの山や川、森や海にいたといわれる妖怪たち。
環境破壊がすすんでしまった今の自然に、涙をながしているのでは
ないでしょうか。

考えてみれば、彼らが住んでいた場所は人と自然の接点でした。
人間が自然をおそれ、うやまい、そして愛する気持のなかで、妖怪たちは
育っていったのだと思います。

あなたのまわりの身近な山や川を、ちょっと見渡してみてください。
いまも妖怪たちの気配はしますか。
彼らの声が聞こえますか。
ふるさとの自然から、妖怪たちが消えてしまう時。
それは、私たち人間も消えてしまう時なのかもしれません。


《大坊主》昔因幡の森にでた雲をつくほどの大男の妖怪
「木を枯らす酸性雨は、中国山地、四国山地にも降っています。
森が枯れれば、大坊主が隠れる場所もなくなります」

《ヤマンボ》山奥の大木の根本にいる子供のような妖怪。
山で木の実をひろうとき、一部をヤマンボにのこさないと
道にまよったりする。
「減り続ける、広葉樹を中心とした山の天然林。
ヤマンボにのこしてあげる木の実も減っています」

《小豆洗い》静かな川のほとりや橋の下に現れ、あずきをとぐ
ような音をさせる妖怪
「野菜などを洗えた清流も、今はもうわずか。
あずきを洗うのもむずかしくなりました」

《手洗い鬼》香川県の高松周辺の港で、山々をまたぎ、湾の海水で
手を洗ったという巨大な妖怪。
「瀬戸内海は、日本で最も海洋汚染の発生の多い海。
汚れた水では、鬼も手を洗えません」

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ヒゲの平成徒然草ホームページにも「わくわく妖怪怪獣ランド」のコーナーが
あります。ご覧下さい。

皆さんも妖怪や怪獣を見かけたら、報告してください。



「公共広告機構」は広告で大切な事を伝えよう。という団体です

うそ、大げさ、紛らわしい・・・広告の苦情や相談は
「日本広告審査機構(略称・JARO)」のほうへどうぞ

それにしても この二つ まぎらわしいと思いません?


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水木しげる 日本妖怪大全 から
家に関係ありそうな妖怪をいくつか紹介します

あかなめ
風呂場のあかをなめる妖怪

おとろし
廃屋の土塀の上にいる妖怪

大かむろ
障子をあけると、大きな顔でおどろかす

かんばり入道
便所の妖怪

五徳猫
囲炉裏や火鉢のそばで寝そべり、自分で火を起こす

逆柱
火災、家鳴りをおこす

座敷坊主
枕返しをする

精けら
屋根の明かり取りの窓からのぞく

高女
遊女屋などの二階をのぞいて歩く嫉妬深い女の妖怪 ^^;

天井なめ
天井をなめて汚す妖怪

納戸婆
納戸に住む妖怪「ホーッ」と言う

寝肥
やたらに寝る女で、大いびきをかき、色気がなく、そうぞうしい ^^;

吹き消し婆
ロウソクや行灯の火を消す

目々連
廃屋の障子に無数の目があらわれる

家鳴り
ポルターガイスト。小鬼のようなもののいたずら

さて、みなさんはどの妖怪が恐ろしいですか
ヒゲはもちろん^^;がついている妖怪です

先ほど地鎮祭から帰りました
神様に工事の安全と家の繁栄をお願いして、直会をいただきました^^

家には「かまどの神様」「井戸の神様」や「便所の神様」と、
家中神様だらけです。
でも一番強いのはカミサンです

森総理もそう思って「神の国」と発言されたのかも知れませんが
ヒゲには、薄くてありがたい「紙の国」にも聞こえましたが・・・


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