ヒゲの平成徒然草　２０００年　８月 　　１７日号【第　１８０号】発行部数　？
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□■□■　　　　新聞拾い読み
　　□■□■　　太陽光発電の奨励策再考を
□■□■　　中国新聞　８月１３日　広場
　　
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▲太陽光発電の奨励策再考を▲　パート吉田安子　５２歳（広島市西区）

最近、脚光を浴びている太陽光発電を取り付けて自然のエネルギーで生活でき
たら気持いいだろうな、と思い、わが家へ導入の検討を始めた。

業者に相談すると、太陽光発電施設の奨励策として三キロワットタイプの取り付
けにかかる費用のうちの八十一万円が補助金として国から支給される、と聞いた
そこで、さっそく申し込んでもらおうとしたら、すでに上期の募集は終了していた。

次の募集が始まるのを楽しみに待っていたところ、業者から「下期の補助金が
下げられて五十四万円しかでない」と、連絡が入った。
結局、上期に比べて二十七万円ほど余計に個人負担しなければならない。

不満顔の主人が調べたところ、「太陽光発電の設置需要が急増して、生産コスト
が下がってきた。そのため、補助金も下がったらしい」とのことだった。

業者からは、「そんな急に下期から値段が下がるわけがないですよ」と、値引きを
拒否されたこともあって、仕方なく、わが家への太陽光発電の取り付けは取りや
めることにした。

上期と下期でこんなにも補助金の差がでること自体信じられない。
このような奨励事業では太陽光発電の普及もおぼつかないのではないだろうか。

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≪太陽光発電　下期助成金について≫は、　ヒゲの平成徒然草１７３号にて
お話ししたように、上期と下期では以下の様になっています

・補助金額　出力１KWあたり１８万円（上期２７万円）

・１件あたりの上限額　７２万円（上期２６９．７３万円）

投稿された吉田さんの場合、３KWタイプを検討されてますから
上期だと　３KW　X　２７万円＝８１万円
下期では　３KW　X　１８万円＝５４万円
その差　２７万円にもなります

さらに、上期では上限が２６９．７３万円（１０KW以下）でしたが、
下期は７２万円（４KW）です。

いまだに、勘違いされている方が時々おられますが、太陽光発電は、太陽の
熱で電気を作るのではなく、光で電気をつくります。

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みなさん　「さいこう」ですか〜　　「さいこう」です

光をとりいれることを「採光」といいます。
太陽光発電は地球の環境にやさしい「最高」の発電システムです
太陽光発電のシリコンは土から造ります。鉱物を掘り取ることを「採鉱」といいます
採取した土を細かく砕き、成分を分ける事を「砕鉱」といいます
吉田さんは、太陽光発電の奨励策「再考」を望まれています
太陽光発電は災害時でも光があれば発電します。これを「災光」といいます
太陽発電を西面の屋根に設置することを「西向」といいます
太陽光発電は何年で元をとるとか、細かい事を考えることを「細考」といいます
太陽光発電を屋根のように高い所に載せることを、「載高」といいます
太陽光発電を付けるため銀行で借り入れをすることを「債行」といいます
太陽光発電は長持ちするので「歳恒」といいます
吉田さんがもう一度太陽光発電が好きと思う事を「再好」といいます
吉田さんの奥さんが太陽光発電設置に抵抗することを「妻抗」といいます

途中から当て字です＾＾；

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