ヒゲの平成徒然草 2000年 10月 6日号【第 210号】
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□■□■ これだけは知っておきたい
□■□■ 健康住宅の知識 健康住宅推進協議会 編
□■□■ 【住まいと健康な暮らし】[2] 健康と住まいの課題の変遷
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【住まいと健康な暮らし】
[2] 健康と住まいの課題の変遷
(6)省エネルギー法の制定と普及による気密化・断熱化の促進
≪プレハブの 断熱仕様が 向上し 木造までも 断熱をする≫
プレハブ住宅の断熱仕様が向上する流れの中で、徐々に
木造住宅の断熱化が進み始めました。
≪一次二次 オイルショックが きっかけで 省エネ法が 制定された≫
1973年第一次オイルショックが起こり、省エネルギーの
重要性が叫ばれるようになりました。
さらに、第二次石油ショックが起こり、1979年には省エネ
ルギー法が制定されました
当初の住宅における省エネルギー対策は、具体的には
断熱構造化を主体としたもので、暖房しても熱の逃げない
住宅を目指していました。
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これだけは知っておきたい 「健康住宅の知識」
健康住宅推進協議会 編 鹿島出版 より
山栄建設は 健康住宅推進協議会の会員です
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ヒゲのひとりごと
たしかにこの時代から、山栄建設でも断熱にグラスウールを
使い始めていました。
当時私はまだ学生で、家の手伝いでグラスウールを詰めたり
しましたが、ガラスのトゲが身体に付いてかゆくてたまりません
でした。
当然身体の中にも呼吸した時に入っていたのですね
ガラスのトゲが無数にキラキラ舞っているのを見た時には
鳥肌が立ちました。
今でもグラスウールはほとんどの家に使っています。
正しい使い方がわかって施工している業者がどれほど
あるかわかりませんが、詰め方によって効果が半減しま
す。
山栄建設の家 FB工法の断熱材はグラスウールでは
ありません。
熱にも湿気にも強いSCフォームという板状の断熱材です。
>当初の住宅における省エネルギー対策は、具体的には
>断熱構造化を主体としたもので、暖房しても熱の逃げない
>住宅を目指していました。
日本が一年中乾燥した地域ならこの選択は正しかったの
ですが、
身体にセーターを着ればたしかに暖かくはなります。しかし、
一年中セーターを着たままでいるとどうなりますか?
梅雨や夏には暑くて汗をかきます
この汗が逃げなければ「アセモ」になります。
グラスウールを詰め込んだ、内断熱の家はこの状態です。
(高気密にすると、さらにレインコートを羽織った状態です)
「アセモ」は家で言うと「結露」であり、やがて柱を腐らしたり
カビを発生させます。カビはダニの餌です。繁殖したダニの
死骸やフンはアレルゲンです。
山栄建設の家 FB工法は セーターを着てはいますが
セーターと皮膚の間に空気の流れる通路があり、汗を
排出しています。(アウターサーキット、インナーサーキット)
呼吸する家と言われるゆえんです。
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