ヒゲの平成徒然草 2002年 2月 4日号 【第 395号】 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆ □■□■ 末永く快適に暮らすための □■□■ 住まいのお手入れガイド □■□■ 【構造躯体】 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 【給排水設備】 「排水設備」<日常の心がけ> ・ますとますとを結ぶ配水管は、下水用の掃除道具を使ってゴミを 取り除きましょう。 ・年に1〜2回は排水ますの蓋を開けて掃除しましょう。 ・排水ますの蓋の上に、重いものを置いたり車で乗ると、蓋が割れたり しますので気をつけましょう。 ============================== ヒゲのひとりごと 排水ますは、一時的に排水を溜め 水量を調節する働きがあります。 排水ますの 排水パイプが詰まったり、排水管勾配が緩すぎたり、排水量 に対して排水のパイプが細すぎたり排水ますに沈殿物が溜まっていると、 排水ますから水が漏れる原因になります。 ますの上が濡れている場合だと 発見が容易ですが、ます底から水が抜け ているのはなかなか発見しにくく、場合によっては地盤が陥没して気が付く ことがあるのでます底の定期的な掃除のときは、そのあたりも注意してくだ さい。 ####### ヒゲの平成徒然草 WEB劇場 第4話より ####### 前号まで ・ ・ ・ [307] 彼女「 自宅で倒れる中高年増加・ 冷え込む1,2月・部屋の温度差 注意して・ 特に危険浴室、トイレ、廊下・・・ 」 [308] 父「 (5年間別居したら 離婚が認められるようにもうなったんだろう か・・・)ゆりちゃん 後で見せてね 」 [309] 母 「 (離婚した妻にも夫の年金がもらえるように もうなっているの かしら・・・) ゆりちゃん 私が先よ 」 [310] 彼女「 (`o´ヾ リョウカイシマシタ! 「家庭内事故にご用心」。一年の うちで最も冷え込みが厳しくなる1,2月に、中高年を中心に自宅で突然倒 れるケースが少なくない。・・・ 」 〜〜〜 つづき 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 [311] 父 「 (家庭内事故が家庭内離婚に聞こえてしまった ^^;) 」 [312] 彼女 「 各部屋間の温度差で心臓などに負担がかかり、 体に異常をもたらすので、医療関係者は「一番リラックスして いる家の中こそ油断は禁物」と、温度バリアフリーに積極的な 取り組みを呼びかけている。・・・ 」 [313] 父「 (夫婦の間の温度差も心臓に負担がかかるなぁ)。 」 [314] 彼女 「 急激な温度変化による体の変調は「ヒートショック」 と呼ばれ、社会の高齢化の中で、これが要因とみられる救急事 例が増えているとされている。・・・ 」 [315] 彼女「 暖かい居室からの移動先が「発生現場」になる ケースが多いようだ。危険個所は浴室やトイレ、廊下など。・・・ 」 [316] 彼女「 特に浴室は全体がぬくもっていないと、湯の温度と の差が大きく、血圧の急激な変動を起こす恐れが強い。・・・ 」 [317] 母「 まぁ、お風呂で死んで裸で見つかったら私恥ずかしくて 生きていけないわ。やはりパパに最初に入ってもらって お風呂を 十分に暖めておいてもらわなくっちゃ 」 [318] 父 「 浴室でよくそうなるの? 」 [319] 彼女「 えっとぉ 東京救急協会では、1999年の入浴中の 急死者は全国で約一万四千人と推計。89年の5、6千人と比べ、 10年で倍以上。お年寄ほど急死するケースが増えているという。 と書いてあります。 [320] 父「 ダジャレがうけなかったか ウーンo(;-_-メ;)o」 〜〜〜 つづく 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 WEB劇場はヒゲの平成徒然草 ホームページで第4幕を連載中! ヒゲのひとりごと 昨年(平成13年)の交通事故の死亡者数(24時間以内) は 警察庁交通局交通企画課 平成13年1月2日発表資料によると 8,747人でした。 1日平均死者数 24.0人 。 60分に1人死亡していることになります。 入浴中の急死者は全国で1万4千人。 交通事故の死亡者数の1.6倍にもなります。 (あくまで、入浴中の急死者だけの数です) 交通事故防止のために、車の運転には免許証が要りますし、車も定期的な 検査が必要です。交通安全週間など全国統一のイベントも行われます。 スピード違反や駐車違反などの罰金は 交通標識などに使われるそうです。 さて、交通事故による死亡者数よりはるかに多い死亡者数をだしている 「家」には事故防止にこのような対策がなされているのでしょうか。 こたえはNOです。 暖かい浴室や 温度差のない家を造る指導は工務店にされていませんし、 家を建てようと思っている人にも 何も知らされていません。 自分達家族の身は自分達で守るしかないようです。 山栄建設の家は家じゅうの温度差がほとんどありません。 家じゅう床暖房なので お風呂の脱衣場、洗い場も快適です。 □■□■ 発行者 やまもと hige@sky-net.or.jp □■□■ 広島県 福山市御幸町 1144−3 0849−55−7700 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 掲示板 ↓ ---------------------------------------------- [54]知らなかった投稿者:ジュモー 投稿日:2002年02月04日 (月) 18時39分 お風呂場での死亡者数ってこんなに多かったなんて知りませんでした。 行政は構造改革なんかするより先に もっとしなくちゃいけないことが あると思います。 ---------------------------------------------- [55]同感です投稿者:ELT 投稿日:2002年02月04日 (月) 20時21分 確かにヒゲさんのおっしゃるとおりです 福祉住環境コーディネーターの立場としましては現実を見つめますと心が痛みます 年を重ねても「住み慣れた家で暮らす」というごく当たり前のことが むずかしくなりつつあります 手すりの設置.段差の解消.福祉用具の導入などにより介護を介助に 軽減することができます それで自立できれば当事者にも生きる希望が湧いてきます 要介護認定を受けて上手に介護保険を利用してください ---------------------------------------------- [56]そういえば投稿者:ヒゲ 投稿日:2002年02月05日 (火) 13時59分 >ELTさん 今回電化住宅コンテストで入賞した家の おばあちゃんが、手すりを付けたことにより 一人でお手洗いに行けるようになったと 大変喜んでおられました。 段差の解消、手すりの設置、車椅子で通れる廊下の 幅も大切ですが、肝心の温度のバリアを取り除いて こそ 初めて「バリアフリー 住宅」と言えると思 います。 >ジュモーさん 小泉さんには 国の借金がどうのこうのと言う前に 先ず「景気回復」に力を入れてほしいですね。 ---------------------------------------------- [57]そうですね投稿者:ELT 投稿日:2002年02月05日 (火) 16時00分 一番大切なことは各部屋の温度差がないことです 内部疾患の人には必須条件となります 内部疾患の人だけではなく人間のからだにとって一番大切なことは どの部屋も同じ温度であることです それができている家であれば病気の予防にもなりこれがほんとうの 健康住宅だと思います ---------------------------------------------- [58]ヒゲの天才・秀才・バカ投稿者:ヒゲ 投稿日:2002年02月05日 (火) 18時35分 ヒゲ「内部疾患とは?」 天才「心臓・じん臓・呼吸器・ぼうこう・ 直腸・小腸などの病気です」 秀才「僕も同じです。」 バカ「建物の内部疾患は 急激な温度差や ダニ、カビ、結露、有害物質などです」 もどる