□■□■ 末永く快適に暮らすための
□■□■ 住まいの防災対策
□■□■ 【腐朽菌・しろあり】 その８
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【しろあり】
■特徴
・イエシロアリは自ら水分を運ぶことができ、被害が小屋裏にまで及びます。
また、日光や外敵を避けるため、木材の外側を薄く食べ残していくので、
内部が空洞になっても、外から見ただけではわかりません。
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社長のひとりごと
シロアリは、地面の中に巣をつくり、活動しています。
「わが家は柱にコールタールを塗ってあるから、シロアリなんか来ること
はないよ」と言われていた家を解体したら、 その柱は見事にシロアリに
よって薄皮一枚残して、中を喰いつくされていました。
シロアリは、光と風を避けるために、基礎のコンクリートをトンネルをつくり
昇っていきます。このトンネルのことを蟻道といいます。
新築の現場の基礎工事をするのに、幅や高さを示す杭でガイドします。
基礎のコンクリートを打ち終わったので、杭を抜いたら ものの見事に
シロアリに食べられていたことがあります。
三人の監督
社長 「しろありの特徴から わかることは？」
監督A 「イエシロアリの弱点は 水分の補給を断つことと 日光ですね」
監督B 「建売や中古住宅を買うときは 床下に潜って 柱を叩きましょう」
監督C 「家の柱は、若くても骨粗しょう症になるのですね 」