工務店の技あり施工C  山栄建設

床下暖房と床暖房の家の違い

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 山栄建設の「家の暖房」は、床下に暖房機を置き、床・壁・天井
からの輻射熱で、家の中すべてを温める方法だ。
では、一般の床暖房とは、どこが違うのだろうか。同社の一級建
築士・下垣内美幸さんは、床暖房のデメリットを、こう指摘する。

 「従来の床暖房は、床材の下に温水循環設備や電気による発
熱体を敷き、足元から温める暖房システムです。当然、床暖房の
あるところは暖かくても、ないところでは冷たい床のままです。これ
ではイニシャルコストもかかりますし、ランニングコストも余計にか
かります」

つまり、床暖房はあくまで暖房機の補助として併用しているに過
ぎないといえる。また、床の温度が体温以上になった場合、長時
間、床に触れていると低温やけどの恐れもある。

「当社の暖房では、イニシャルコストはルームエアコンだけで、特
別な設備は必要ありません。家の構造が違うだけです。それは将
来壊れる心配もありません」(下垣内さん)

いままでの暮らしの暖房費とほとんど変わらない料金で、家じゅう
すべてを二十四時間、快適な温度にできるのが「山栄建設の暖
房システム」なのだ。

床の温度は常時、25℃前後のため、低温やけどの心配もない。
また、床下に暖房機を置いたことで、思わぬ副産物もある、という。

 「家にはスリッパが要らなくなりました。スリッパは冷たい床から
足を守るためにあったのですね。それに、暖房機がないため部
屋が広く使えますし、お子様のやけどの心配もありません。
お風呂掃除も床が冷たくないので、かなり楽になりましたし、お
風呂のお湯も冷めにくいという声も聞きますね」(同)

家中が、ほとんど同じ温度になるので、急激な温度変化による
血圧への影響もなくなった。また、結露の発生も減らすことがで
きた。リビングに吹き抜けや階段があっても「寒くない」と顧客も
驚くそうだ。

床下にある配管は外気温の影響を受けず、常に温かいので、
凍結して破裂することもない。洗面所へのホースを床下で長く
巻いていることで、蛇口をひねるとすぐに温かい温度の水がで
てくるのも、思わぬ副産物だ。

「冬には洗濯物を床下に干す方も結構いらっしゃいますね。床
下には適度な温度と熱交換換気扇からの大量な風があるので
洗濯物がよく乾くと好評です。乾燥しがちな冬の室内の空気を
洗濯物が適度な湿度にしてくれます。また、床下は収納スペース
として使うこともできますよ。布団や座布団が湿気ないとすごく喜
ばれています」(同)

家中すべてを床暖房設備にしたら、いったいどれくらい費用が
かかるのだろう。「暖房の方法」にこだっわっただけで、「低コスト
で夢のような快適な暮らし」ができる。
これこそ、まさに工務店の技あり施工である。

問い合わせ
山栄建設(株)
福山市御幸町1144−3
電話 084−955−7700


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