ビジネス情報 平成17年 7月20日工務店の技あり施工 ㉝ 山栄建設(株)

◇ 一生に一度の家づくり。
後悔しないためには、やはり注文する側にも知識が必要です。

ペットと暮らす快適な家について引き続き山栄建設山本社長に伺いました。
ペットと一緒に暮らすときに、何か準備しておいたほうが良いことがありますか?


「ただ可愛いから」という理由だけでペットを飼うのではなく、ペットを飼う準備(ライフスタイル、経済的余裕、飼育環境、必要物品、知識など)ができているかを真剣に確認してください。
飼えなくなって引き取られる犬の数は平成11年のデータによると全国で14万5000頭、猫は27万6000頭もいます。

ライフスタイルを見た場合、共働きなどで一日中誰もいない家で飼育するのは無理です。
経済的には、犬の寿命を15年とした場合、エサ、ワクチン、物品、シャンプーなどで約370万円かかると言われています。
一年で20万円強になります。
サークルやトイレなどのスペースを割いても、生活に支障がないだけの飼育環境が必要です。
そして、飼い主、ペット、近隣住民の三者にとって快適な環境にできるかも重要です。

 ペットを飼う準備       
 1、ライフスタイルは
 2、経済的な余裕は
 3、飼育環境は
 4、必要物品は
 5、知識は



◇ペットを飼ううえで、どのような知識が必要ですか?

「そのペットを飼うために必要なものは何なのか」「どういう目的で作られたペットなのか」「その性分や習性」「栄養管理」「ワクチン」「駆虫」「健康診断」などが挙げられます。
例えば、死亡率100%という恐ろしい伝染病「狂犬病」は、日本では50年ほど発生していませんが、世界では年間4~5万人が亡くなっています。
そのうち、約80%がアジアで発生しています。
WHOはワクチン接種率70%を目標に定めていますが、日本では50%しかありません。
自分だけでなく周囲のためにも必ずワクチンを接種していただきたいと思います。

動物は、命あるものです。
みだりに殺したり傷つけたり、苦しめたりするようなことがあってはいけないのはもちろんですが、動物の習性を考慮し、人と動物の共生(人間社会に適応させる)に配慮して、適正な取り扱いをお願いします。


◇ペットと暮らすことで、どんなことが問題になりますか?

まず、「ペットを住宅で飼う問題点」が挙げられます。
家に汚れや傷、臭いがつかないようにすると、飼い主にとって快適な住まいになります。
次に、「ペット飼育による周りの迷惑」。
鳴き声や悪臭などを解決すると、、近隣や来訪者にとっての快適な住まいになります。
最後に「ペット飼育の問題点」が考えられます。
ペットの習性を理解し、寄生虫や感染症の対策を施し、飼育環境を整えることで、ペットにとって快適な住まいになります。
ペットと快適に暮らす方法は、このように考えると非常にわかりやすく対応方法も考えやすくなると思います。


問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700


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