ビジネス情報 平成17年 8月20日 工務店の技あり施工 ㉞ 山栄建設(株)
◇ 一生に一度の家づくり。
後悔しないためには、やはり注文する側にも知識が必要です。
ペットと暮らす快適な家。
飼い主にも近隣や訪問者にも快適な住まいにするにはどうすればよいか、山栄建設山本社長に伺いました。
最初に、飼い主にとって快適な家にする工夫を教えてください。
ペットと共に暮らすと、食事を散らかしたり、爪を立てたり、走ったり、トイレ以外でオシッコをしたりといろいろありますが、「汚れ」「傷」「臭いの沁みつき」が一番問題になる点だと思います。
まず、工夫その1として床選びがあげられます。
ペットが滑りにくい床材や汚れ・傷・水に強いものもあります。
また、ペットが粗相をしても、アンモニアによるシミが残りにくい性能を持つものもあります。
工夫その2としては壁紙選びが挙げられます。
壁すべてに傷・汚れ対策をするのは大変ですので、ペットの手の届くところだけ、傷・汚れのつきにくい処理を施した壁紙はいかがでしょうか。
インテリア性も高く、ペット対策とお部屋のグレードアップが同時にできます。
「キーワード」 |
飼い主にとって、快適な家 ・床選び ・壁選び ・家の性能 |
近隣や来訪者にとって快適な家 ・防音対策・臭い対策 ・家の性能 |
◇つぎに近隣や来訪者に快適な家になる工夫を教えてください。
近所に気兼ねする原因としては、鳴き声、臭いが挙げられるとおもいます。
まず工夫その1は音対策です。
かわいいぺっとですから、飼い主は鳴き声も気にならないと思いますが、そうは思わないご近所様もいらっしゃると思います。
いくつかの工夫をして鳴き声を外に洩れにくくしてはいかがでしょうか。
対策として、部屋の床・壁・天井やドア・サッシなど開口部それぞれに、音を通しにくい建材を使います。
ただ、家の構造・大きさ・ご要望の防音レベルによって、必要な防音建材レベルは異なりますので、具体的にはその都度ご相談いただきたいと思います。
工夫その2は臭い対策です。
ペットの臭いを吸着し、分解までしてしまう天井材や壁材はいかがでしょうか?
また、昨今話題になっているシックハウス症候群の原因物質とされる揮発性有機化合物(VOC)を吸着したり、防音・断熱にも威力を発揮します
このように、何気なく家に付いている床、壁、天井材、ドア、サッシでも様々な機能を持つものがあるとお分かりいただけたと思います。
ぜひ、必要な時にはご検討いただきますようお願いいたします。
問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700
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