ビジネス情報 平成20年 6「月 1日 工務店の技あり施工 67 山栄建設(株)
家づくりの基礎を、木曽一家とともに学びましょう。 11
~前号までのあらすじ~
建て替えを予定している木曽一家。
長兄こうじ君の彼女、ゆかちゃんが勤める福山市御幸町にある山栄建設 外断熱・二重通気FB工法体験ルームに来ています。
そういうお前もずいぶん変わったなぁ・・・
はっはっは
その後、火災に強い家を造るために、今までの外壁に木製下張りを張っていた造りから、燃えないモルタルに変わりました。
さらに、オイルショック以降は、省エネを図るために壁の中にグラスウールを詰めるようになりました。
その結果、呼吸しない壁になり、蒸れやすくなってしまいました。
母さんもずいぶん厚化粧になったよ。 はっはっは。
あら、屋根だって呼吸するカヤやワラから、燃えないようにカワラになったのよ。
あなたの頭と一緒ね。 ずいぶん変ったわよ、うっふっふ。
父さんの頭とかけて、マンションと解く。
その心は カワラ・ナイ(瓦無い))・・・
なんちゃって・・・
さぶ~。
最近の建物は、以前に増して断熱や気密が高くなっているから、余計に蒸れやすい構造になっていますが、山栄建設の家FB工法は、
高断熱・高気密住宅でありながら床の下、壁の中の蒸れを解消した工法です。
ちょっと! 高気密・高断熱ってなによ。
失礼しました。
博識なお母さまですからご存じかと・・・
(ここでビシッといっておかないと、後々影響するわね)
けいこにも理解できるように、わかりやすく言ってちょうだい。
なんで、そこに私が出てくるのよ!
は、はい。 では、家を服に置き換えて説明します。
日本人は着物で生活していましたが、洋服での暮らしに変わりました。
最近の家は、洋服では満足できずに、洋服の上にセーターを着て断熱を良くして
さらに、雨合羽を羽織って気密を良くした状態になっています。
セーターを着て、さらに雨合羽だなんて、冬は良いかもしれないけど 梅雨とか夏は蒸れてしまうわよ。
蒸れて、アセモが出来るのがわかっているから、最初から薬を肌に塗るという発想で、新築時からシロアリ駆除剤や防腐剤を柱に塗っているのです。
じゃぁ、山栄さんの家も最初から柱に膏薬(こうやく)を塗っているのね。
膏薬っていうかよ。
いいえ、セーター・雨合羽の家でありながら膏薬を塗っていないのが山栄建設の家FB工法の技ありです。
ここにたどり着くまでずいぶん難航(軟膏)しました。
(ヤバ、移っちゃったかも)
(次号に続く)
問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700