ビジネス情報 平成20年  9月  1日 工務店の技あり施工 70  山栄建設(株)

家づくりの基礎を、木曽一家とともに学びましょう。 第十四話

~前号までのあらすじ~
建て替えを予定している木曽一家。
長兄こうじ君の彼女、ゆかちゃんが勤める福山市御幸町にある山栄建設 外断熱・二重通気
FB工法体験ルームで、柱が蒸れない技あり施工の説明を受けています。

 こ、この風ですが、床下から壁の中を通り、各部屋に出ていきます。
   部屋の汚れた空気を押し入れとかトイレなどで強制的に吸い込んで外に出します。
   これをずっと繰り返しています。

  2時間あれば、家じゅうの空気が入れ替わるといったね。
     ということは、“柱が常に新鮮な空気に触れているから 柱が蒸れない”ということか。

 さすがですわ、お父様 ♪


 あぁ 極楽極楽♪  気持ちいい♪

 なるほど。 
   そういうことか。わかった!

 どうかなさいましたか?

 “気持ちいい”ということは“木の持ちがいい”ということなのだ。

 そうか。
    “気持ち悪い”ということは、湿気て“木の持ちが悪い”と言うことだね。

 鼻歌交じりで気持ちいいと言っている母さんの姿は気持ち悪いが・・・

 パパは一か月晩酌抜き!

 アハハ。 パパ空気読めてない。

 そうよ。 家づくりで一番大切なのはKYよ。

 KYよ。

サクラちゃん、それどういうこと?

 空気が読める人は、失敗しないってこと。

 へぇ~。 空気に何か書いてあるのかい?

 ファンデーション嫌い!

 床下や壁の中、押し入れや廊下などの空気の状態まで読めるかどうかが、
    家を造るうえで大切だっていうこと。

 大切だっていうこと。

 ファンデーションは、空気から何も読み取れないかもしれないけど、私たちはできるわよ。
    ねぇモモカ。

 できるわよ。ねぇサクラ姉ちゃん。

 へぇ~。空気に何か書いてあるとでも言うのかい、このワンちゃんたちは。

 このおばちゃん嫌い。

 これだから、人間は戦後、造っては壊し、壊しては造るというおろかな家造りを繰り返してきたのよ。
    空気にちゃんと情報があるでしょ。読みなさいよ。

 読みなさいよ。

次号に続く)

問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700

■メディア掲載に戻る     ■工務店の技あり施工に戻る