1991年結成のアメリカンハードロックの最高峰、その名は「THE STORM」。 今やその名は伝説でさえあるGregg Rolie率いる 正に王道とも言えるそのサウンドは本家JOURNEYを凌駕する程だ。 ボーカル、ギター、ハーモニーと全てに於いて これほどのサウンドプロダクションを誇るアルバムは数少ない。 ここではTHE STORMの魅力をご紹介しながら、Rock Musicへの熱い想いを語って行きたいと思う。
1968年彗星のごとく現れた「SANTANA」は、 映画「ウッドストック」とともにその名を世界中に轟かせた。 SANTANAは本来ラテンパーカションをはじめとするリズムセクションが売りではあったが、 その「SANTANA」のサウンドの核となっていたのが実はGregg Rolieその人である。 SANTANAの中でもっともロック色を醸し出し、 また、焼け付くような熱いキーボードプレイも実に魅力的であった。 その後 N.ショーンらと「JOURNEY」を結成。 不遇の時代を乗り越え、華々しく活躍の後、ソロ活動を経て、 注目の中「THE STORM」としてロックシーンにカムバックを果たしたのである。 最近では往年のSANTANAサウンドを彷彿とさせる「ABRAXAS POOL」を発表、 素晴らしい出来映えで私を魅了した。